認知症家族からの相談が増えている  88歳男性の車、高速逆走

最近は高速道路逆走ニュースが増えています。

NPO法人札幌高齢者住まいのサポートセンターに寄せられる相談も認知症に関するものは
半分以上です。

認知症が進めば一人暮らしはもちろん家族もお手上げというのが現実です。

早期発見早期治療が大事だといわれています。

本人は大丈夫、大丈夫といって子供の言うことをききません。

どうやったら、有料老人ホームに引っ越すことを納得させたらいいでしょうか?

この手の質問もよくきます。

遠慮なくNPO法人札幌高齢者住まいのサポートセンターまでご相談ください。


88歳男性の車、高速逆走? 他4台からむ事故 佐賀

朝日新聞デジタル 1月20日(火)0時18分配信


 19日午後6時50分ごろ、佐賀県神埼市の長崎自動車道上り線で「車が逆走している」と110番通報があった。県警高速隊が駆けつけると、同市神埼町の城原(じょうばる)トンネルの内外で乗用車4台とトラック1台の計5台が停止していた。同隊は、このうち乗用車を運転していた福岡県八女市の無職男性(88)が逆走し、他の4台を巻き込んだとみている。

 この男性と別の乗用車の福岡市の会社員男性(25)がけがをした。同隊によると、無職男性は「(自分が)どこから来たかわからない。どこに行こうとしていたかもわからない」などと話したという。県警は、この男性を自動車運転死傷処罰法違反(過失運転致傷)の疑いで調べる。

 現場は佐賀大和インターチェンジ(IC)―東脊振IC間。同区間の上り線は午後7時過ぎから一時通行止めになった。
.
朝日新聞社



運転者の認知症検査強化 75歳以上、疑い例は診断義務

八木拓郎

2015年1月15日11時59分

画像



 警察庁は15日、75歳以上の運転免許保有者に対する「認知機能検査」で認知症の恐れがわかった全ての人に、医師の診断を義務づける方針を固めた。これまでは特定の交通違反をした人に限っていた。検査も3年に一度の免許更新時だけでなく、特定の違反をした時も課すようにする。免許停止・取り消し対象になる発症者の早期発見が狙いだ。通常国会に改正道路交通法案を出す。

 75歳以上のお年寄りによる死亡事故の約3割で、運転者の認知機能が低下していることが警察庁の分析でわかり、認知症対策が課題になっていた。

 現行法は、75歳以上を対象に免許更新時の認知機能検査を義務づけている。記憶力と判断力が低い「1分類」、それぞれが少し低い「2分類」、心配のない「3分類」に判定。認知症の恐れがあるとされる1分類のうち、高速道路の逆走や信号無視などの違反をした人に限って医師の診断を義務づけ、認知症の場合は免許を停止したり取り消したりしていた。

 ただ、認知症は急な発症が少なくなく、進行も個人差が大きいとされる。このため、警察庁は3年に一度の免許更新の機会だけでお年寄りの運転適性を把握するのは不十分と判断。医師の判断を求める機会を増やすことにした。

 改正案では、免許更新時だけでなく、新たに特定の交通違反をした人に一律に臨時の認知機能検査を課す。さらに、検査で1分類と判定された全ての人に医師の診断を受けてもらう。臨時の検査を義務づける違反の内容については今後、検討するという。

 2013年の交通死亡事故は3854件で、10年前から44%減ったが、75歳以上による死亡事故が占める割合は11・9%に倍増している。一方、同年に認知機能検査を受けたのは約145万2千人。約3万5千人が1分類と判定され、118人が免許停止・取り消し処分を受けた。

 警察庁幹部は「認知症患者の早期発見やお年寄りへのタイムリーな交通安全教育で、重大な交通事故を防げると考えている」と話す。(八木拓郎)

     ◇

 〈認知機能検査〉 記憶力と判断力を測る約30分の簡易テスト。75歳以上の運転免許保有者を対象に2009年に導入された。正式名称は「講習予備検査」。検査の内容は、日付や曜日が分かるか▽一定時間見たイラストを思い出せるか▽時刻を時計の文字盤で表現できるか――など。1~3分類に判定し、受検者はそれぞれの分類に応じた高齢者講習を受ける必要がある。